えっ、宮殿じゃあなかったの?

皆さんは子どもの頃いつか行ってみたいとあこがれた場所はありますか?

私は、小学生のとき勉強部屋で勉強もせず、世界遺産「タージマハル」が

載った絵葉書を見て「きれいだなぁ、行ってみたいな」と何度もながめていました。

その思いが何十年も経ち大人になった今でも鮮明に心のなかにあるということに

少々驚いています。

 

タージマハル.jpg

 

みなさんテレビや雑誌などで見たことあると思いますが、上の写真が「タージマハル」です。

 

私、ごく最近までインドにある宮殿だとばかり思っていました。

ところが、宮殿ではなく「お墓」だったんですね。

 

17世紀、王妃の死を悲しんだ王様が22年の歳月をかけ造らせたものだそうです。

2万人の人がこのお墓の建設にたずさわり、材料は1,000頭ものゾウに運ばせた

そうです。 ゾウというのがインドらしいですね。 こうした大国家事業により大理石の

美しいお墓ができあがったのです。

 

王様はその後、川を挟んで妻のお墓の向かいに自分のお墓を建てようとしました。

妻のお墓は白い大理石で造らせました。 自分のお墓は黒い大理石の予定でした。

ところが、自分の息子(皇子)に幽閉されてしまい、塔のなかから7年間妻のお墓を

眺めその生涯をとじたそうです。 現在でも王様のお墓が建つ予定だったところは

整地されたあとが残っているそうです。

 

現在、タージマハルの中に王様の棺と王妃の棺が並べて置かれています。

ただしこれは観光用で遺体は地下に安置されています。

 

タージマハルが「世界一美しいお墓」と言われているのはシンメトリーの美しい

外観だけではなく、死んでもなお妻を愛し続けた一人の男性のせつなく一途な思いに

世界中の人々が魅了されているからではないでしょうか?

 

へやピタ 石川

 

 

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