今日は、私が日頃、疑問に感じていたことを話題にしたいと思います。 お付き合いください。
フランス人は、書類で結婚の契約を交わすことなく、家庭を築く人が多いなんてことを
私自身これまで何回か聞いたことがあります。
「どうしてなんだろう?」と日本人の私は疑問に思ってしまいます。
ある日、本屋さんで何気なく手に取った一冊の本。
題名は「フランスの子育てが日本よりも10倍楽な理由」(著者 横田増生、
発行所 株式会社 洋泉社)で興味をそそられ思わず買ってしまいましたが、
この本の中にも入籍はしていないものの幸せそうな家族(子ども4人と両親)の
写真が載っています。
実際、フランスでは2007年、婚外子として生まれる子どもの数のほうが結婚した
カップルから生まれる数より多かったそうです。
日本では普通、男性と女性は、付き合って、婚約して、結婚式を挙げて、
親戚・友人を呼んでの披露宴があり、それから子どもに恵まれるのが一般的のような
気がします。 まあ、先に子どもを授かりそれから結婚というかたちも今では見たり
聞いたりするようになりましたが。
いづれにしても、入籍はするのがごく自然な流れのような気がします。
この本には入籍はしていないもののほんとうにうらやましくなるくらい幸せを絵に
かいたような家族(母親も父親もこどもを抱っこしたり、スキンシップをとっている。
父親はフランス人で母親は日本人で子どもはハーフでチョーかわいい)の写真が
ほかにも何組か載っています。
「それにしてもなぜ入籍しないの?」と思いました。
そこで、調べてみたら2つの理由があることがわかりました。
平たく言うと、フランスでは結婚・離婚の手続きが大変だということと、
別に結婚しなくても法的に守られているということです。
紙切れ一枚提出しただけで結婚できたり離婚できる日本と違って、
いくつかの手順をふまなければならず、時間とエネルギーが必要なようです。
ユニオン・リーブル(自由な結合)というフランス特有の制度があります。法的な手続きをした上で結婚していなくてもさまざまな恩恵が受けられる制度です。
この本の著者にインタビューを受けたあるフランス人女性は「結婚していても、お互いに嫌いになったり、飽きたりしたら、別れることができるんだから、結婚する意味がわからない」と言っています。
この考え自体は、フランス人に限ったことではないと思いますが。
国の法制度は時に、結婚に対する人々のとらえかたにも影響を及ぼすものなんだなと考えました。
まだ、調べたら他にも理由があるかもしれませんが。 少し、なぞが解けたような気がします。
ヘヤピタ 石川
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