我輩はカモである

タイトルは関係無し。映画ではなくて、鳥の話。

その昔、広辞苑という、豆腐の角よりさらに頼りになりそうな分厚い角を持った辞典で調べごとをしていた時です。

調べごとが無事終わり、なにげなくページをめくっていたら、

「鴨の足は短けれども継げば之を憂う」

という故事成語がありました。

(実際は漢文だったのですが、その漢文をど忘れしているので、上は書き下し文で紹介しています)

意味は、
「鴨の足が短いからといって、足を継ぎたして長くしても、鴨にとっては余計なことである。苦痛であり不自然である」
らしいです。
転じて、元々の特徴にはそれなりの意味があり、変えることは愚かである、らしいです。


これを読んだ私は、別にことさら短いと言い立てなくてもいいじゃないか、と思いました。
優雅とか言われる白鳥だって、足、短いじゃないか、と不満を持ちました。



去年のことです。
転職した私は、新しい会社にどうやって通勤しようか、悩んでいました。
徒歩かバスか地下鉄か。

試しに徒歩で会社に向かっているとき、通勤路の途中に、広い公園があるのがわかりました。
じゃ、ちょっと通ってみるか、と、公園に足を踏みいれてみると。

大きな池があって、がたくさん、泳いだり池の淵に佇んだりしていました。
即、足を見ました。

短い!

とは思いませんでした。

足、かわええ! オレンジ色してるよ! 水かきついてるよ! 動いているよ! かわいいよ! 萌えるよあの足!
うおおおおお、と心の中で叫びつつ、鴨さんの足に熱視線を注ぎまくり。
鴨の足が短いだって? 余計なお世話、あれこそパーフェクトあんよ!


こうして私の会社への通勤方法は決定しました。
健康と、鴨(特に足)観察のため、徒歩です。もちろん、公園の中を通って。




現在、私はちょっとした異動があって、別な場所で勤務をしております。
鴨さんたちとはおさらば。
最近、疲労と倦怠と食欲不振に悩んでいます。決して風邪ではありません。鴨成分の不足に決まってます。



この話題は、「不動産のことなら何でも!」ピタットハウス札幌中央店・旭川店の提供で伊藤がお送りしました。

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